マルゲリット マリーラを洋梨です。
 

山口逢春『榻上の花』彩美版 IWA-E

ー文化勲章受章50周年記念ー ■榻上の花 とうじょうのはな  窓際の椅子(榻)には白いポットに活けた紫陽花と洋梨が、  鮮やかな色彩とコントラストによって構成される。  左手のカーテンには海藻の模様であろうか、マティスの  作品にイメージの源泉を得たとされる装飾的な造型が、  また紫陽花やポットの背後には東洋画独特の陰影法である  隈取がみとめられる。  よくよくみていくと、椅子を照らす光源はどこにあるの  だろうかという疑問や、床や壁の部分の幾何学的な構成と  橙色の面が作り出す不思議な空間に迷い込んでみたりと、  画面上には視覚的・感覚的な仕掛けが幾つも用意されている。  逢春が目指した西洋画の近代的な感覚と東洋画の深い精神性  との融合は早くもここで結実し、独特の造形感覚とともに、  本作にみられるような感性は、逢春芸術のみせる大きな魅力と  なっていった。     笠 理砂(山口逢春記念館学芸主任)氏による付属解説書より抜粋  【彩美版 IWA-Eとは】   日本画独特の画材、岩絵具の質感と色調を再現するため、   共同印刷が独自に開発した画期的な特許技法です。(特許第4504913号)   岩絵具と同質の材料である胡紛や方解石の粉末をふんだんに使用し、   岩絵具特有のざらざらした質感、風合いをつくりだしました。   最新のデジタル画像処理とプリント技術、伝統的な版画技法を組合せ、   美しい発色を可能にしました。   実際に岩絵具にも使用される材料を用いたことで初めて可能となった、   日本画の質感表現。   ぜひお手元でお確かめください。 ■山口逢春 やまぐちほうしゅん  1893 北海道松前町に生まれる  1923 東京美術学校日本画科を首席で卒業  1924 「秋二題」で帝展に初入選  1930 六潮会を結成  1949 「榻上の花」を制作  1950 「夏の印象」を制作 日本芸術会員となる  1953 「望郷」を制作  1958 社団法人日展の理事となり新日展の審査員となる  1956 文化勲章受賞  1968 皇居新宮殿杉戸絵「楓」が完成  1970 横浜高島屋で「喜寿記念山口逢春展」が開催される  1971 死去 享年77歳  1991 神奈川県葉山町の旧宅に山口逢春記念館が開館  1992 「榻上の花」が切手趣味週間記念切手に採用される 作家名 山口逢春 題 名 榻上の花 技 法 彩美版 IWA-E 用 紙 版画用紙  限 定  200部  画面寸法 約52.5×33.5cm 額縁の外寸法 約69.0×50.0cm 額縁の仕様 特製木製額金箔仕上げ 裏面に壁吊り用金具・ひも 額縁の窓 アクリル 重 量 約2.5kg  監 修 山口逢春記念館  証 明 著作権者承認印付き証紙を貼付  付 属 差し箱   原画所蔵 東京国立近代美術館  発 行 共同印刷株式会社 ●こちらの作品はお届けまでに3?7日ほどお時間をいただきます。  お急ぎの場合は、お問い合わせくださいませ。

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山口逢春『榻上の花』彩美版 IWA-E

 


 

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